芸術_その他

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2007/05/18 Fri

椅子のデザインって、面白くないですか?

「座る」というシンプルな目的の道具なのに、
そのデザインは実に様々。

平板のシンプルな組み合わせであったり、
ふっくらとした布地のクッションだったり、
クッション性に金属の弾力性を利用してみたり、
はたまた、華美な装飾を施して、権威を象徴してみたり。


この本は中世から現代に至る、椅子のデザインを網羅的に紹介しています。
全て絵や写真でデザインが紹介されています。
残念ながら白黒ですが。

解説があまり詳しくないのもちょっと残念ですが、
コンパクトで手軽な椅子のデザインの事典になっています。
近現代の椅子のデザイナーについては、索引も纏まっていて良いです。

この本をパラパラめくっていると、
椅子のデザインって、その時々の美術史の流れをとてもよく反映しているなぁ、
と思います。


あなたはどんな椅子のデザインが好きですか?
イームズ?ヤコブセン?リートフェルト?

私はバウハウスのチェスカチェアのシンプルさが好きです。


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椅子のデザイン小史-様式からポストモダンへ
【目次】
第1編 中世様式
第2編 近代デザイン
第3編 モダンデザイン
第4編 ニューインターナショナル・デザイン




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2007/03/02 Fri
"これは今までの私の仕事の視覚的な集大成であり、
私版のパノラマ島奇譚です。"


戦後を代表するマルチな奇才、寺山修司自身のこの本に対する言葉です。

この本をどう紹介すれば良いのか。
もう一つ、寺山修司の言葉を引用します。

"不思議機械、魔術芝居、面白映画など
怪奇なイメージの小宇宙を一冊の本にまとめたら、こんな画報ができあがりました。
"


怪奇なイメージの小宇宙を一冊の本にまとめた」、
この言葉が全てですね。


寺山修司は、主に劇団、天井桟敷による演劇活動を中心に、
各方面でいろいろな影響を与えたようですが、
私はほとんどその活動を知りません。
今ではその演劇も見ることが出来ませんし、とても残念だと思っています。
(※訂正:現在、天井桟敷の元メンバーを中心とした、
「演劇実験室 万有引力」が、天井桟敷の演劇も上演しているそうです。)
⇒「演劇実験室 万有引力」のHP
 

この本では、そんな今はもう見ることができない、貴重な、
寺山修司のイマジネーションの世界の一端を、
とてもヴィヴィッドに感じることが出来る本ではないかと思います。

カラー写真、図版がとても豊富で、天井桟敷の舞台関連の写真の他、
天井桟敷といえば、横尾忠則のポスターでも有名ですが、
天井桟敷のポスター集も載っており、その点も価値があります。

ちょっとだけ中身を書くと、
第1章、不思議機械では、寺山の想像した不思議機械の図面、
イメージ画、機械の再現、天井桟敷の舞台で使用している写真、
などが載っています。
例えばこんな機械・・・
・空中散歩機械
・少年礼儀作法機械
などなど。


また、

第3章、密室遊戯に載っている、「密通チェス」なども面白いです。
密通チェスは、キングではなく、相手の奥さんを取れば勝ちというチェスで、
旦那、下男、家庭教師、猫、弁護士、医者、葬儀屋、郵便屋などなど、
が駒になっており、それぞれの性格を元に動きが決められています。

例えば、
家政婦は性格が屈折しているので、1つ進んでさらに斜めに進む、
という感じです。

そして、ゲームの進行が、そのまま、この2組の家庭の物語になる、
という仕組みです。

面白い。


ちょっと、エログロな写真も多く、最初は驚くと思いますが、
その驚きこそ寺山の狙っているものでもあるわけで、
是非、この本をパラパラめくって、
ご自身の目に刺激を与えてあげてください

(寺山修司って、いろいろなことやっていますけど、
あしたのジョーの、
「にくいあんちくしょう♪」っていう尾藤イサオが歌うやつ、
寺山修司作詞なんですね。
つい最近知り、驚きました。)

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寺山 修司
寺山修司の仮面画報


【目次】
第1章 不思議機械
第2章 怪奇魔術芝居
第3章 密室遊戯
第4章 犬神兄弟写真商会幻想写真
第5章 面白映画
第6章 仮面画報
第7章 ヨーロッパ軽気球紀行


ヴィジュアルに分かる本棚を作りました!
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[寺山修司の仮面画報]の 【続きを読む】

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2006/12/26 Tue

この記事では、前記事の「古寺社巡りの愉しみ」=寺社建築の見方に続き、
日本庭園の見方に関する本を紹介致します。
これで初詣もより楽しめること請け合いでございます。
⇒前記事「古寺社巡りの愉しみ」はこちら


さて、日本庭園って好きな方は多いと思います。
私は一つだけ挙げろ、と言われれば、京都の龍安寺の石庭が大好きです。
いつも観光客が多いので、その場で本当に寛ぐことは難しいのですけど、
写真を見ているだけでも、何か気持ちが落ち着き、
深淵な思想の中に自分が連れていかれるような心地がします。

・・・単に現実逃避欲求の顕れでもありますが、
実際のところ、素敵な庭というのは、現実を忘れさせてくれると思いませんか?
特に、庭園が好きという方でなくとも、お寺などの庭でそのような
気分になったことがあるのではないかなぁ、と思います。


日本庭園について、単に綺麗だな~、癒されるな~、でももちろん良いのでしょうが、
もうちょっと、知識をつけて、その作庭の意味が分かってくると、
必ずより興味が湧いて鑑賞できると思います。
折角鑑賞料金払って、有名な庭見るなら、もっと池や石などの意味や背景まで知って楽しめた方が良いでしょう??



この本は、まず図が豊富!、そして代表的な庭園の様式について体系的に書かれている!、
興味深いコラムが豊富!ってことで、初心者~中級者まで本当にお奨めな1冊です。
図が豊富ですから、最初は肩肘張らずにパラパラめくって見るだけでも楽しめるところが、
お奨めです。

本の内容は概ね以下のようになっています。

第一章 自然風景式庭園
 ・自然風景式庭園の種類、要素など
 1、浄土式庭園
   平等院、白水阿弥陀堂など11箇所
 2、寝殿造系庭園
   金閣寺、厳島神社など8箇所
 3、書院造系庭園
   銀閣寺、桂離宮など12箇所
第二章 枯山水
 ・枯山水の特徴、要素など
 1、前期式枯山水
   天竜寺、西芳寺(苔寺)など3箇所
 2、後期式枯山水
   南禅寺、龍安寺など7箇所
第三章 露地
 ・露地の要素・変遷など
 1、千家の露地
   表千家、裏千家などの5箇所
 2、織部、遠州の露地
   薮内家、大徳寺の2箇所

非常に体系的に纏まっていますよね!
それぞれの庭の要素、つまり枯山水の庭の石の意味や、自然式庭園の池・滝、島や塀などの解説は図もあるし、丁寧でとても分かり易いです。

それから、コラムがとても充実しているんです。
例えば、龍安寺の作庭者は誰か?とか、夢窓国師についてとか。
なかでもとても驚いたのは、厳島神社に見られる西洋建築の影響の指摘です。
遠近法や建物の配置の幾何学性を指摘し、神社でありながらキリシタン文化の影響を考察していて、とても興味深いです!


体系的で良いと紹介しましたが、読む方は必ずしも体系的に読む必要もないと思います。
図を見ていて興味を持った部分や、
自分がこれから旅行で行く際にその寺の説明を読んだり、
或いは行ったことのある庭の説明を読んで思い出に浸ったり意外な発見を見つけたり・・・


肩肘はらずに読まれることをお奨めします。
日本庭園の奥深さ、少しでも齧った方が絶対旅行なども楽しくなると思います。

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宮元 健次
図説 日本庭園のみかた

同じ著者による姉妹本、「日本建築のみかた」です。こちらもお奨め

宮元 健次
図説 日本建築のみかた


同じ著者による、「すぐわかる 図説 日本の仏像」です。
お奨めです。
東京美術のすぐわかるシリーズは、写真が多く、また全体で100~150ページ程度の
手軽な本なので、入門にとても良いです。


宮元 健次
すぐわかる図説 日本の仏像

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2006/12/26 Tue

2006年ももう残り僅か。もういくつ寝るとお正月。

今回は、初詣等に神社やお寺に行かれる方も多いかと思いますので、
その際に役立つ本を2冊程紹介したいと思います。
1冊目はこの記事の「古寺社巡りの愉しみ」で、これは主に神社やお寺の建築のガイドです。
2冊目は、次の記事で紹介しようと思っている、「日本庭園のみかた」です。
この2冊で、お参りもより興味深く楽しむことが出来るかと思います。
⇒「日本庭園のみかた」の記事はこちら


まず、この「古寺社巡りの愉しみ」ですが、ベスト新書から出ているものです。
写真や図も比較的多数載っていて、コンパクトな新書版なので、
お出掛けのお供の1冊に邪魔にならないというところが、この本の良さの一つかと思います。

内容は神社篇、寺院篇の2部構成で、概ね以下のようになっています。
第一部 神社篇
 ・基礎知識
 ・神社建築の見方
 ・見所(薀蓄)
 ・全国神社参拝ガイド(全国の有名な神社の案内)
第二部 寺院篇
 ・基礎知識
 ・寺院建築の見方
 ・見所(薀蓄)
 ・仏像の種類と見分け方
 ・全国寺院参拝ガイド(全国の有名な寺院の案内)


全国神社参拝ガイドには、全国の超有名な70超の神社が紹介されており、
多くの皆様が初詣に行かれるような場所が載っています。

また、寺院篇では、数ページの非常に簡単な解説ですが、
仏像の見方についての解説が付いています。
仏像の鑑賞の仕方も知っているといないとでは、楽しみ方が全く違うことでしょう。
この著者は仏像の鑑賞についての本も多く書いているようなので、

もしさらに興味を持たれた方は他の本も読んでみると良いでしょう。
でも、全くの初心者の方なら、まずはこの本を入口とされると良いと思います。


神社、仏閣について多少の知識をつけることで、興味も増すと思います。
興味がより増すことで、お参りの際のお祈りもより心がこもるかもしれません。
それは、結果的にお祈りが神様仏様に届き易くなり、
より願いを叶えて頂け易くなるかもしれません・・・・ね。

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瓜生 中
古寺社巡りの愉しみ―歴史と建物の鑑賞ハンドブック

以下、私が読んだものではありませんが、この著者の本です。
瓜生 中
古建築の見方・楽しみ方―これで神社や仏閣の意味がよくわかる

瓜生 中
仏像がよくわかる本―種類・見分け方完全ガイド

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2006/12/19 Tue

あらすじで読む、、っていう書籍最近流行っていますよね。
あらすじで読む日本文学、世界文学などなど・・・さわりで覚えるクラシックとかっていうシリーズもあったりします。

そんな中で舞台がお好きな方にお奨めなのが、この世界文化社の、あらすじで読む名作50シリーズです。
能、歌舞伎、狂言、文楽、オペラがあります。

どれも、初心者が興味を持てるように解説されていますが、名作ばかり50という数、
また、お奨めの舞台や俳優、映像作品などまで紹介されているので、
ある程度のレベルのファンまでには、必携の紹介本となっています。

一つの作品に対して、見開き概ね2ページ、それも大きな写真を入れた解説のため、まずはパッと見た目に美しく興味を惹かれます。
文章の量も多過ぎず、何気ない一瞬に1作品については読み終えているので、肩肘張らずに次々といろんな作品に目を通していくことができます。

あらすじが、見所・ポイント、薀蓄、お奨め舞台・DVDなどまで紹介されているので、初心者にはまさに手取り足取りの丁寧な内容ですね。ちょっとした事典代わりにも使えてしまいますよね。
中級者の方でも50作品も網羅された知識のある方はなかなかいらっしゃらないでしょうからきっと参考になると思いますよ。

また、西洋のオペラに詳しい方は次は、日本の歌舞伎や能へ、或いは歌舞伎は好きだけど文楽や狂言はあまり見ていない、という方も、是非このシリーズを揃えて、いろいろな舞台作品に興味を持たれては如何でしょうか?
和洋の比較や、能と歌舞伎であれば元々同じ題材のものの多いのでその表現方法の違いを鑑賞してみることも、きっと楽しいことだと思います。

舞台のチケットは高いし、実際に見に行くのは舞台を探すところから時間も手間もかかってなかなか大変ですが、まずはこれらの本で下知識をつけておけば、狙いを定めて鑑賞できるし、より面白さが増すこと請け合いです。是非是非どうぞ。

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多田 富雄, 森田 拾史郎
あらすじで読む名作能50
利根川 裕
あらすじで読む名作歌舞伎50
小林 責, 森田 拾史郎
あらすじで読む 名作狂言50
高木 秀樹, 青木 信二
あらすじで読む名作文楽50
石戸谷 結子
あらすじで読む名作オペラ50

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