「湖を渡る風 オンド・マルトノの幻想的世界」 原田節

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HOME音楽_クラシック「湖を渡る風 オンド・マルトノの幻想的世界」 原田節

2007/02/20 Tue

不思議な楽器、オンド・マルトノを知っていますか?


まぁ、私も知らなかったのですが。


ピアノに、さらに機械をくっつけた容姿。
電気の力を借りて、発音体を振動させた音。
発明者のフランス人、モーリス・マルトノの名前を取って、オンド・マルトノ。
オンドとはフランス語で電波の意味です。

私が読者になっている東京フィルのブログで知り、興味を持ちました。
東京フィルのブログ等で詳しく説明されているので、ご覧になってください。
試聴もできます。
⇒東京フィルのブログ 「オンド・マルトノって楽器、」
⇒東京フィルのブログ 「ハラダ タカシさん 立会いのもと」
⇒東京フィルのHP 原田節さんへのインタビュー記事



世界的にも希少な楽器。
原田節さんはパリでオンド・マルトノを使った代表的な曲、
「トゥランガリーラ交響曲」を聴いてオンド・マルトノに魅了され、そのまま、
その時のオンド・マルトノ奏者、ジャンヌ・ロリオに楽屋で入門を懇請したそうです。
その後パリ国立音楽院のオンド・マルトノ科を主席で卒業されたのだとか。
原田節さんのHPもご覧ください。
⇒オンド・マルトノ奏者 ハラダ・タカシのページ



オンド・マルトノは「ピアノに似た電子楽器」と説明されますが、
原田さん曰く、電子楽器ではない

"オンド・マルトノの音は生で聴いてみると、絶対に他の電子楽器では再現できないことがわかります。
確かに音源は電気の力を利用するのですが、音の出口であるスピーカーに着目したとき、普通の電子楽器がアンプを通しさらにスピーカーで音を増幅して出すといった、いわゆる“電機の音”に対し、オンド・マルトノはスピーカーに弦や銅鑼が使用されていて、発音に関してはアコースティックだという、“電気の力を利用して出すアコースティックな音”なのです。ですから、空間に響き渡る振動が感じられるのです。"


今回オンド・マルトノに興味を持って原田節さんのCDを何枚か聴いてみました。
その中で、オンド・マルトノを最初に聴く一枚としては、原田節さんの最初のアルバム、
湖を渡る風をお奨めします。

不思議な音色の出るオンド・マルトノですが、
このCDはとても耳心地の良い、癒されるような曲ばかりになっています。
?
このCDは、サントリーのCMやNHKのアインシュタインロマンなど、
TVで使われた曲が多いようです。
といっても、私はあまり知らなかったのですが、
2曲目の蕾のスケルツォは知っていました。

えっ!あの曲、原田節さんのオンド・マルトノの曲だったの!!?
っていう感じです。
蕾のスケルツォは、なにか未知のことに対する好奇心を盛り上げてくれる、
そんな不思議な曲です。
この曲大好き!!

他の曲も不思議な感覚を味あわせてくれること間違いなしです。

このCDでオンド・マルトノの音に興味を持たれた方には、
原田節さんの2枚目のCD、「In the Garnet Garden」をお奨めします。
1枚目の「湖を渡る風」は、耳心地の良い、癒される曲を集めたCDですが、
2枚目の「In the Garnet Garden」は、
オンド・マルトノの複雑さ不思議さをよりアピールしたような選曲。

アコーディオンもしくはオルガンのような(というか、楽器ののこぎり、
"music saw"を使って出したような)ふんわりした音に包まれた後で、
突然、TVゲームのような電子音がピロピロピロと流れたりと、
まるで異次元に連れて行かれるような不思議な感覚が味わえます。
ただ、いきなり聴くと刺激が強いかもしれない・・・
ので、1枚目は「湖を渡る風」を如何でしょう?


でも、正直言ってしまうと、、、、
CDじゃなくて、生で聴きたい!!!!

特に2枚目の「In the Garnet Garden」を聴いているときに感じたのですが、
多分、オンド・マルトノは空気の振動を直接肌で感じないと、
ダメなんだろうな、
と。
CDだとその空気の振動はどうしても伝わらない部分があると思います。
モンゴル伝統の喉笛ホーミーなども、生で聴いたときには、
たった二人の人間の出す音に、
建物全体が共鳴する雰囲気を感じたのですが、
それはCDでは伝わりません。

あー、生で聴きたい!!

次回は、原田節さんがこれを聴いていきなりオンド・マルトノの魅力に
取り付かれたという、「トゥランガリーラ交響曲」を紹介するつもりです。
⇒「トゥランガリーラ交響曲」 オリヴィエ・メシアンの記事



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原田節, 酒井敏彦, 大沢浄, 大久保淑人, 川村洋人, 長谷川朋子, 斎藤毅, ミヨー, 中川俊郎, ミカエル
湖を渡る風 ~オンド・マルトノの幻想的世界 / 原田節


1. 湖を渡る風(斎藤毅)
2. 蕾のスケルツォ(同)
3. 呪文…像が象徴となるための(ジョリヴェ)
4. 茜のテーマ~ラヴ・ソング(中川俊郎)
5. 想ひ出(同)
6. 月の典礼(ミカエル)
7. 大草原にて(篠原敬介)
8. フリーウェイ(原田節)
9. オンド・マルトノと弦楽四重奏のための組曲(ミヨー~原田節編)
10. 湖を渡る風(斎藤毅)


↓蕾のスケルツォ、湖を渡る風、などこちらのCDにも収録されています。
(「湖を渡る風」は現在中古しかないみたいなので。)
原田節, 大沢浄, 酒井敏彦, 大久保淑人, 河村広人, 長谷川朋子, 中川俊郎, 佐山雅弘, 篠原敬介, 福田進一


↓原田節さん2枚目のCD「In the Garnet Garden
こちらの方が、オンド・マルトノの不思議な感覚があるかもしれません。
収録曲の最後サティのジュ・トゥ・ヴーはとっても綺麗な曲になっています!

原田節, 福田進一, 佐久間由美子, 杉山智恵子, ミュラーユ, 高橋アキ, 武満徹, J・シャルパンティエ
In the Garnet Garden


1. …レーヴ…~オンド・マルトノ,フルート,ギター,ヴィブラフォンのための(原田節)
2. マッハ2.5~2台のオンド・マルトノのための(ミュライユ)
3. 妖精の距離~オンド・マルトノとピアノのための(武満徹)
4. 南極征服~オンド・マルトノのための(ミュライユ)
5. ネヴァー・アローン~同(原田節)
6. ラリータ~オンド・マルトノとパーカッションのための(シャルパンティエ)
7. ジュ・トゥ・ヴー~オンド・マルトノのための(サティ~原田編)



ヴィジュアルに分かる本棚を作りました!
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