「ピアノソナタ第2番 op.22」 ロベルト・シューマン

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HOME音楽_クラシック「ピアノソナタ第2番 op.22」 ロベルト・シューマン

2007/07/28 Sat
「速さ」という点で、ピアニストの技が問われる曲です。

のだめオーケストラにて、のだめがコンクールで使用した曲として有名になりました。「なんでそうなるシューマン」の曲です。

なんといっても「出来る限り速く」と指定された第一楽章の速さが注目の曲です。

その第一楽章を本当に速く・美しく弾けている録音が、このスヴャトスラフ・リヒテル(Sviatoslav Teofilovich Richter)「リヒテル・イン・イタリー」でしょう。
私は、何枚かのCDを聴き比べてみたのですが、このリヒテルのCDが一番速かったと思います。
さすが、20世紀最大のピアニストとも言われるリヒテルです。
のだめが弾いたシューマンのピアノソナタ第2番を聴くなら、このCDが決定盤です。

詳細や収録曲は追記に記載します。
記事下部の【続きを読む】をクリックしてください。



試聴可能なCDとしてはこちらをお奨めしておきます。
これとリヒテルの演奏とを聴き比べると、リヒテルの速さと凄さがよくわかると思います。(ピアノソナタ2番は、試聴部分の7、8、9番目です。)


↓シューマンのピアノソナタ第1番、第2番の楽譜はこちらです。


リヒテルによるバッハの平均律も紹介しています。
巨人による巨人の演奏を是非聴いてください。
⇒リヒテル演奏「平均律クラーヴィア曲集 全巻」J.S.バッハ

ヴィジュアルに分かる本棚を作りました!
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スヴャトスラフ・テオフィロウィッチ・リヒテルは、日本では来日した時にリフテルと呼ばれていたそうで、「リフテル」という呼び名の方でご存知の方も多いかもしれません。

リヒテルは元々は、指揮者を目指していました。
ピアノは独学でしたが、高い才能を見せつけて、周囲からピアニストになることを薦められ、本格的にピアノを学ぶためモスクワ音楽院に学んだのは22歳になった時だそうです。幼い時からピアノを学んでいる人が多いピアニストの中では超珍しい遅いスタートです。
ピアニストを薦められた理由の一つは、人差し指と小指の間で楽々とオクターブの鍵盤を押さえて弾いていたことだそうです。

その演奏は、当時のソ連では鉄のカーテンの内側に閉ざされていました。しかし、西側で活躍を始めたソ連の演奏家達が、賛辞を受けた際に、"その言葉はリヒテルを聴くまでとっておきなさい"と語ったことで、西欧諸国の間でも"鉄のカーテンの向こうに凄いピアニストがいる"という神秘的伝説となっていたそうです。

このCDは、リヒテルが1962年にイタリアへ演奏旅行をした時の40時間に及ぶ録音から、リヒテル自身が最良の演奏を選んだものです。
それだけに、演奏は最高のものです。
ライブ録音のため、観客による多少の雑音はありますが、リヒテルはスタジオで演奏するより、実際の演奏会の方が遥かに良い演奏をしたため、本当に良い演奏を残すためには仕方なかったのでしょう。

圧倒的な技術を持っていたリヒテルの伝説の一つは、死後に残された録音。ショパンのエチュード中最も難曲と言われる、練習曲op.10の4番が1分32秒で演奏されているのは、恐らく世界最速だとか。(ちなみにこれは、のだめが昔の嫌な記憶を思い出し、コンクールで気が抜けた状態で適当に弾いて、「適当にショパンの10-4を弾けるなんて・・・」と言われた曲です。)

そんな圧倒的な技術を持つリヒテルは、やはり難度の高い曲が得意なわけで、ショパンやシューマンが得意なわけですが、なかでもショパンに比べてシューマンの方は、シューマン弾きといわれるようなピアニストが少ないこともあり、"リヒテルのシューマンは、他に比肩できるピアニストはいない。"と言われています。

このCDは、リヒテルによるシューマンを集めたもので、シューマンのCDとしても特別のものです。
収録曲は、ピアノソナタ2番の他に、ウィーンの謝肉祭の道化op.26と、蝶々(パピヨン)op.2です。

最後に、シューマンはピアノソナタを3曲作っていますが、ピアノソナタ第2番ト短調が作品番号22、ピアノソナタ第3番ヘ短調が作品番号14です。第3番のピアノソナタの方が作品番号が若い。
これは、第2番が出版されたときには作品番号なしで、第3番が出た後に第2番に作品番号を付けたからだそうです。

是非、リヒテルの最速の演奏で本当のシューマンを聴いてください!!

【収録曲】
1, Papillons, op.2
PIANO SONATA No.2 in G minor, op.22
2, So rasch wie moglich
3, Getragen
4, Sehr rasch und markiert
5, Rondo
CARNAVAL'S JEST FROM VIENNA, op.26
6, Allegro
7, Romanze
8, Scherzino
9, Intermezzo
10, Finale


Robert Alexander Schumann

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