「夢人館8 リチャード・ダッド」 小柳玲子

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HOME芸術_絵画「夢人館8 リチャード・ダッド」 小柳玲子

2007/01/12 Fri

父親を殺した"精神病棟の画家"リチャード・ダッドの画集です。
恐らく、日本で手に入る唯一のダッドの画集だと思います。

狂気の画家ですが、ゴッホのような狂気の画家とは、ちょっと違います。
ダッドはイギリスのロイヤルアカデミー美術学校でも将来を嘱望された、
本来なら「正統派」の画家です。

それが、25歳の中東への旅行をきっかけに、精神に変調をきたし、
「自分はオシリス神である」
と思い込み出します。
終始、悪魔につきまとわれているという妄想を抱き、
翌年、自らの父親を悪魔だと思い込んで殺害します。

精神異常のため、罪には問われず、以後40年間を精神病棟の中で、
画業を続けました。

・・・こう略歴を書くとちょっとおどろおどろしいでしょうか。
確かに、一番知られている作品である、「お伽の樵の入神の一撃」は、
全体的に黒っぽい画面でヒエロニムス・ボッスのような不気味さが
ありますが、この画集を全体で見ると、明るく淡い色彩の幻想的な絵が多いです。
ケルトの妖精の文化の影響を強く受けているんですね。
ただ、ダッドにとって、妖精とは、悪魔の化身のようなものだったようで、
そのせいもあるのでしょうか、ダッドの描く人物の眼つきはどれも鋭く、
淡く美しい色彩と相反する鋭い眼つきの組み合わせは、
ボッスなどとは違う、この画家独特の不気味さを醸し出しています。

しかし、その鋭い眼に抗えない魅力があるんですよ・・・。

是非、ダッドの画集ご覧になってください!

↓この本のAmazonへのリンク

小柳 玲子
リチャード・ダッド
Richard Dadd

⇒リチャード・ダッドの絵へのリンク



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